NOKOMIS

ノコミス製品データ

1.化学物質情報 商品名→ノコミス
2.組成、成分情報 単一製品、混合物の区分→混合物
品名→工業用洗浄剤
成分→化学名 ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル
脂肪酸アルカノールアミド 脂肪酸カリウム塩
安衛法→既在物質
3.危険有害物の要約 環境への影響→自然界で徐々に分解する。
危険性→長時間高温で加熱したときは引火する場合もある。
4.応急処置 <吸引した場合>
直ちに空気の新鮮な場所に移し、安静を保つ。呼吸困難の場合は衣類をゆるめ気道を確保した上で酸素呼吸を行い、直ちに医療処置を受ける。
<皮膚に付着した場合>
製品に触れた部分を水または微温湯を流しながら洗浄する。
外観に変化が見られたり痛みが続く場合は直ちに医療処置を受ける。
<目に入った場合>
清浄な水で最低15分間、目を洗浄する。洗眼の際、まぶたを指でよく開いて眼球、まぶたのすみずみまで水がよく行き渡るように洗浄する。異常が残る場合ただちに医療処置を受ける。
<飲み込んだ場合>
水でよく口の中を洗浄する。コップ1杯程度の水もしくは牛乳を飲ませる。
意識がないときは吐かせたり、口から何も与えてはならない。直ちに医療処置を受ける。
5.火災時の措置 消化方法→火元への燃焼元を断ち、消化剤を使用して消化する。消火作業の際は適切な保護具を着用し、離れた風上から行なう。周辺に関係者以外の立ち入りを禁止する。
周辺の設備などに散水して冷却し、移動可能な容器は安全な場所に移す。
消化剤→霧状水、泡沫、粉末を用いる。
6.漏洩時の措置 漏洩した場所周辺にはロープを張るなどして人の立ち入りを禁止する。必ず保護具を着用し、風上から作業する。下水、排水、河川等に流さないように注意する。
少量の場合→乾燥砂、土、おがくず、ウエス等に吸収させて、空容器に回収する。
大量の場合→盛土等で囲って流出を防止し、安全な場所に導いてから、空容器に回収する。
7.取り扱い及び
保管時の注意
取り扱い→目、皮膚及び衣類等に触れないように保護具を着用する。
漏れ、あふれ、飛散しないように注意する。漏洩したときは早期完全な除去を行なう。
取り扱った後は手、顔などを洗浄しておく。
保 管→屋内倉庫も換気のよい冷暗所(常温可)に保管する。一度開封された容器は注入口をウエス等できれいに拭き取り、再度密閉して保管する。
8.暴露防止及び
保護措置
設備対策→取り扱い場所の近くに安全シャワー、手洗い、洗眼設備を設け、その位置を明確に表示する。
保護具→保護眼鏡:側板付き普通眼鏡型またはゴーグル型保護眼鏡
保護手袋:炊事用手袋(ゴム手袋)
保護衣:定められた作業衣、安全靴を着用する
管理濃度
許容濃度
9.物理的及び
化学的性質
外観等→淡黄色透明液状
臭気→なし
溶解性→水、エタノールに易溶
比重→1.02
粘度→mPa・s
pH→6.0~8.0(原液)
引火点→なし
10.安定性及び
反応性
安定性→通常の取り扱い条件においては安定
反応性→通常の取り扱い条件においては安定
11.有害情報 急性毒性→情報なし       感作性→情報なし
慢性毒性→情報なし       長期毒性→情報なし
12.環境影響情報 情報なし(自然界で徐々に分解する)
13.廃棄上の注意 廃棄する場合は、関係法規に従って焼却炉で少量ずつ焼却するか、または都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物業者に委託する。
14.輸送上の注意 「7.取り扱い及び保管時の注意」による他、運搬に際しては容器・包装に漏れのないことを確かめ、転倒、落下、損傷がないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行なう。
長時間の直射日光及び雨等を避けるよう箱型積載車がよい。
国連分類→該当しない。
15.適用法令 食品衛生法、家庭用品品質表示法、計量法。
16.その他の情報 危険・有害性の評価は必ずしも充分ではないので取り扱いには充分注意してください。
また含有量、物理化学的性質などは一般的な数値で保証値ではありません。